夏の終わりに、とんでもないイベントへの出演が決定!
モノボケ女王を決定する、負けられない戦いがここに……!?
イベント情報
公演日時
2026年8月26日(水)
14:30 開場 / 15:30 開演
ライブパフォーマンス
15:45 ~ 16:00
モノボケアイドルGP
16:35 ~ 19:00
特典会
19:10 ~ 19:50(会場 1)
感想戦
19:50 ~20:05
会場
東京カルチャーカルチャー(東京都渋谷区渋谷)
チケット
チケットぴあ にて発売
・VIP指定席 … 33,000円
・前方スタンディング … 11,000円
・一般スタンディング … 5,500円
ミニレポート(試合結果あり)
すべきみ。の夏フェスへの参加が次々と決まり、TIF も目前。熱い夏を迎えた喜びにわきたつ心をさらに燃え上がらせたのが、ひとつのニュース。
なんと、地上波テレビ局が開催するバラエティ企画に電撃参戦! そして、その内容は……モノボケ!?
あまりにも未知すぎる領域にくらくらしつつ、それでも問答無用でチケットを購入したのは言うまでもありません。
かくして迎えた8月26日。会場の雰囲気もいつもとは異なり、テレビカメラのセッティングが進む中、駆けつけたファンの顔にも若干の緊張が浮かんでいました。
いったい、なにが起こるんだろう……。タイトルどおり伝説の始まりか、はたまた封印必至の黒歴史か。かたずをのんで無人のステージをちらりちらりと見やる中、刻々と開演時刻は近づいてきます。
はたして定刻となり、まずはライブステージからスタート。α+、すべきみ。、ハレとハレ!、そして可憐なアイボリーの4組が、15分ずつの持ち時間で自己紹介がわりのステージパフォーマンスを届けます。
先陣を切ったα+さんの1曲目から、会場のボルテージは最高潮。開演までのじりじりとした緊張で閉じ込められていた感情を爆発させるように、この人数から、こんなボリュームが……!?と信じられないほどの大歓声は、最終組の可憐なアイボリーさんまでずっと途切れることがありませんでした。
すべきみ。の登場は2番手。名刺がわりの1曲目は『初めての恋は、夏だった』で、会場の観客ひとりひとりに視線と笑顔を届けながらのごあいさつです。
続いては『しゅんしゅわラムネ』。いつもどおりの恋鈴かさねさんの曲紹介も、メインイベントのモノボケバトルに出演とあれば、この日は格別。躍動感いっぱいの歌とダンスで、気分を盛り上げていきます。
ラストナンバーは、決意と団結のナンバー『Be as one』。この日は一部の観客も最終審査の審査権を持っており、気持ちをひとつにして優勝をめざす!というパッションがぐいぐいと感じられました。
ラストの追い込みもいつも以上におたけびが飛び、いざ戦いへ! 準備万端でステージをあとにする8人だったのでした。
さてさて。4組による演目が終了すると、しばしの休憩時間を利用して舞台上にさまざまなアイテムが運び込まれます。
ハンガーラックには白衣やマント、テーブルの上には虫取り網、麦わら帽子、スイカにバットにサッカーボール。さらにはスナックの看板!? いよいよメインイベント、モノボケグランプリがスタートです。
今回出演するのは、先ほどライブパフォーマンスを披露した4グループから3名ずつと、元モーニング娘。の尾形春水さん。そして尾形さんがプロデューサーを務めるタイムラプスから佐倉みゆうさん。計14名での戦いです。
すべきみ。からは、尾上美月さん、恋鈴かさねさん、桜庭帆夏さんがエントリー。天才&経験、知力、関西魂という万全の布陣です。
まずは1回戦、思いついた人からどんどんマイクの前に立ってネタを披露し、合格だったらステージクリア。14人から10人にしぼられる、意外とシビアなフェイズです。
スタートの合図と同時に、次々と渾身のネタを披露する挑戦者たち。一発で合格していく人もいれば、「惜しい」と評価されダメ押しの一言を求められて苦悩する人。笑いというよりはカワイイに振ってしまいやり直しを命じられる人、そしてもちろんNGを出されて次のアイテム探しに走る人……。
てんやわんやの中、すべきみ。からはまずかさねさんが合格。おみちゃん、ほのかさんは初回トライがふるわず、列に並びなおすことに。
ここで重要なのが、このステージは勝ち抜け制ということ。いいネタを思いついていても、先に10人の合格者が出てしまったらそこで終了。順番との戦いでもあります。
合格者が過半数を超え、ヒリヒリしてきたところで、なんとかおみちゃんがOKをもらってパス。残るはほのかさん……というところで、残念ながら10人目の合格者が出てしまったのでした。
一様にひざから崩れ落ちる4人でしたが、そのままMCのラパルフェさんに直訴。敗者復活を懇願したところ……急遽、あと2人を受け入れるということで、サドンデスの延長戦がスタート!
そこでほのかさんが合格をゲット! なんとすべきみ。は、3名ともセカンドステージへの進出となったのでした。
セカンドステージはタッグ戦。パートナーを選んでコンビを組み、1回戦と同じく勝ち抜けで4組8名が次のラウンドへ進出という形です。
同じグループ同士でペアを組むグループもある中、すべきみ。は同じく3人全員が勝ち残っていたα+さんとそれぞれ越境コンビを結成! 意外な選択に、会場からもMCのラパルフェさんからも感嘆の声が上がりました。
かくして急造コンビを含む挑戦者たちは、ひそひそと相談をしながらアイテムを選び始めます。
おみちゃんのパートナーは、同じくグループ内最年長の沖玲萌さん。が、ふたりともマイペースすぎてネタ披露の順番をまったく気にする様子がなく、おしゃべりしながら長考モード。他に先を越されて脱落してしまうのかとはらはらします。
と、おみちゃんの目がキラーンと光り、いつものぐふふ笑顔が浮かびます。その手に握りしめているのはドラゴンボールのスカウター! まさに水を得た魚で、無事にステージクリアとあいなったのでした。
桜井心々奈さんと組んだかさねさんも、いきなり名前を間違えられるというハプニングを危なげなく処理して駒を進めた一方で、苦戦したのがほのかさん。1回目のトライでNGを出されて並びなおしている間に、高橋美羽さんとともに残念ながらここで敗退となってしまったのでした。
ちなみに、1・2回戦の敗者には罰ゲームが用意されていました。1回戦は強烈に苦いドリンクの一気飲み。あまりの苦さに「ライブ前ぢゃなぐでよがっだ……」と涙目のコメントが聞かれるほど。
2回戦は変顔披露で、「元アイドルとして、現役アイドルに変顔はさせられない」と前に進み出た尾形春水さん、「関西アイドルとして、東京アイドルに変顔はさせられない」と同じく進み出たほのかさんが渾身の面相を披露するという、漢気(姐御気?)あふれる一幕がありました。
いよいよ候補者も絞られたサードステージ。ここではなんと、さきほどタッグを組んで戦った同士の対決で、3ポイント先取した方が勝利という予想外の戦いが準備されていました。
泣いても笑っても、ここでの勝者が決勝に進出。先ほどまでとは緊張感が違います。
順番に対決が始まり、ハレとハレ!の篠宮栞さん、可憐なアイボリーの高澤百合愛さんがファイナリスト確定。残る2枠のうち、すべきみ。からはかさねさんが危なげなく勝利を決めました。
こうなると、同じグループから2名が決勝に進むのは……というバイアスもあって分が悪い。
そんな心配もなんのその、なんとおみちゃんは3ネタ連続合格で文句なしのステージ突破! 予想以上の活躍ぶりに安堵と感嘆のため息がもれたのでした。
そして決勝は……。1分の持ち時間を誓って回数無制限のネタを披露、それをおのおの2回ずつおこなって、総合点を争うというもの。
時間に追われるプレッシャーと、ここまで発想を使いつくしてきたという苦しみの中、死力を尽くした4人のファイナリスト。
結果は……残念ながらおみちゃん、かさねさんともに微妙に歯車が狂い、可憐なアイボリーの高澤百合愛さんが初代モノボケクイーンの栄冠に輝いたのでした。

なんと熱闘は2時間半にもおよび、ようやくはりつめていた空気がほどけました。
おみちゃん、かさねさん、ほのかさんも、仲間とともに激闘後のおしゃべりタイムに登場。くやし涙を流すかさねさんを、ファンがかわるがわる慰める姿が印象的でした。
おみちゃんはというと、ほろ苦いくやしさも感じつつ、「でも、楽しかった! もっと練習して、またやりたい!」と闘志あふれる宣言。
優勝した高澤さんには副賞として、次回ディフェンディングチャンピオンとして強制参加という副賞が与えられており……。
ということは、第2回の開催、すなわちリベンジのチャンスも夢ではないかもしれません。
この日に得た経験値は、度胸と当て勘、そしてモノボケという競技(?)への理解として胸に刻み込まれたことでしょう。ぜひ、その引出しが活かされる機会をまた観たいものです。
おしゃべりタイムののちには、ふたたびステージに上がってインタビューの時間帯が設けられていました。この場でも中心になってトークを引っぱっていたのは、やはりおみちゃん。堂々たるタレント力にほれぼれします。
一方で、くやし涙のおさまらないかさねさんも、好対照で持ち味を存分に活かしていました。
ただただくやしいと泣くだけではなく、「私たちのファンもいっぱい来てくれてて、もっと笑ってくれてもいいんじゃないかとは思ったけど……」と、スパイシーでひねりの効いたコメントを投げこんでくるあたりがさすがです。
今回参加していなかった3名にもモノボケをしてもらおう……というフリもありましたが、「本っ当につまらないからイヤです!」と顔を引きつらせる小湊わか菜さん、「関西人やから面白いと思われるの、困る。明日から静岡県出身と言おうかな……」と後ずさりする立華有珠さん。そしてあいまいな笑顔でそっと首を横に振る岸田雅さんと、三者三様。
結局この3名のチャレンジはなりませんでしたが、それでも空気を壊さなかったのは、おみちゃんが常にしゃべり続けていてくれたから。結果、今宵の戦いで頼りになったスカウターをお土産にいただくことができ、大満足のご様子でした。
長丁場のイベントでしたが、気づけばあっという間のできごと。とにもかくにも、おみちゃんのトーク力をあらためて見せつけられたひとときでした。
やっぱりおみちゃんは、テレビのカメラをむけられておしゃべりしているときに能力と魅力が最大化されると感じます。こんな形のバラエティ番組や、最近増えているラジオでのトーク。そして、新たなフィールドとしてレポーターさんなど活躍の場が広がっていけば、日本中で愛されるタレントさんになれる! そんなポテンシャルを確信できた、貴重な夜でした。
そして。MCを務めてくださったラパルフェさんの進行ぶりもパーフェクトだったということを書き添えておかずにはいられません。
出演者さんに対するあたたかいツッコミとフォロー、勘どころを心得た観客いじり。「この場を最高のフィールドにしよう」というリスペクトと、はしゃぐわけでも斜に構えるわけでもない絶妙なバランスとスピード感が、さすがの一言でした。
願わくば、この空気感の番組がレギュラー化されて、そしておみちゃんたちが活躍する新たなチャンネルとなりますように……。
大阪へ帰る新幹線に向かって、駆け足で会場をあとにするすべきみ。のみなさんの背中を見送りながら、そんなことを切に願ったのでした。



